メモをとる。新しい仕事をはじめた時、勉強する時、みなさんはどんな時にメモをとるでしょうか。
きっと、なにかを学びたい時にメモをする人が多いと思います。しかし、世の中には四六時中メモをとっている「メモ魔」な人たちがいます。著者はその中の一人。
メモをとらなかったら「メモをしないんですか?」と相手に聞かれるくらい。
そうなればしめたもの。周りから応援されているも同然です。
頑張らないといけない状況をつくれたら、目標達成率はぐんと上昇します。
こんな人におすすめ
・メモをうまく取れない
・自己分析を深めたい
・アイデアを生み出す秘訣が知りたい
著者プロフィール
SHOWROOM株式会社代表取締役社長。
1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。
11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。
数千億~兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。13年、DeNAに入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。
今までの自分
始めての仕事をするとき、勉強をする時、僕がメモをとるのはその時くらいです。
しかも、慣れてくるとだんだんメモをとらなくなってくるんですね。
これは書かなくてもいいかな?考えているうちに面倒くさくなってメモを書かなくなります。
あとで見返すけれど、知りたかった情報が抜けていたり、メモに対して苦手意識がありました。
本を読んで気がついたこと
とにかく「熱量」×「かけた時間」が目標達成の成否を分けます。
「どうしたのかな」と心配されるくらい思い切りやってこそ見える景色なのかもしれない。
煮え切らない自分を壊すためにメモ術は続けていこうと思う。
続ける工夫として、文具やノートにはこだわることにしました。
現在は、測量野帳を使用しております。
今後の目標
・メモをとる時に具体→抽象→転用をする
・「おもしろいな」「すてきだな」と思ったことを言語化する
・自分を深掘りする
まとめ
著者の熱量を感じる本でした。
自身が心のそこからメモの力を信じている。
実際、僕も前田式メモ術を実践してみました。
メモに書いたことを転用して仕事に活かす仕組みになるほどと唸ります。
ただ書いて終わりにはならない。自分の頭で抽象化し、転用までする。
アイデアのもとは日常のあらゆるところに転がっているんだなと気づかせてくれます。
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