AIの発展で身の回りのことがどんどん便利になっていきます。
誰がやっても同じ定型的な仕事や単純作業を長時間やる必要がなくなり、
人間はやりたいことや、やるべきことに集中できる時代です。
でも、やりたいことって何だろう。なにをやっていいかわからないという人もいるはずです。
この本を読んで「自分で考える」練習を始めませんか?
こんな人におすすめ
・「自分の頭で考えていますか?」の問いに、はっきり「はい」と言えない
・考える力を養いたい
・すぐに正解を求めてしまう
著者プロフィール 細谷 功
ビジネスコンサルタント、著述家
1964年、神奈川県生まれ。東京大学工学部を卒業。東芝を経て
日本アーンスト&ヤングコンサルティング(クニエの前身)に入社。2012年より同社コンサルティングフェローに。
ビジネスコンサルティングのみならず、問題解決や思考に関する講演やセミナーを国内外の企業や各種団体、大学などに対して実施している。
今までの自分
「自分の頭で考えているか?」の問いに「はい」と返すことができません。
むしろ考える人生の逆。行き当たりばったり、流れに身を任せて生きてきました。
そろそろこの生き方にも限界を感じてきたので、生き方を変えることに。
しかし、いざ変えようにも何も進まず、不安だけが増す日々。
いつまでも正解がわからず、もやもやしたままだったが、「考えるとは正解を求めないこと。世の中には正解のないものが圧倒的に多いと思うことが重要」という教えに少しだけ気が軽くなりました。
本を読んで気づいたこと
すぐに正解を求めすぎていたように思います。
正解がないことは、逆に言うと不正解もないということ。恐れずになんでもすればいいのに。
変化が怖くてなにもできなかった。
また、今ある環境のなかでできることを考えること。あきらめ気味だった自分の思考停止に気づかせてくれました。
今後の目標
・正解を求めない
・何も決まっていない状況を楽しむ
・今あるものでなんとかする
まとめ
考えることは方法を意識することで劇的に変わるけれど、
基本的な考え方や、もののとり方を変えない限りは永久に考える力を養うことはできないとも言えます。
この本を読めば考える力がつくと言い切ることはできませんが、考える練習を始めても面白いかもしれません。
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