学校や職場にいましたよね。頭のいい人が。雰囲気であったり、行動であったり、発言であったり。
言い表せない違いを感じることがあります。
本書は、世界の「頭のいい人たち」の行動、考え方をまとめた本です。
著者曰く、優秀な頭脳の持ち主にしかできないことではなく、コツやテクニックで習得できるものだそうです。
頭のいい悪いは関係ないのかもしれません。
こんな方におすすめ
- 頭がいい人の考え方、行動が知りたい
- 考え方、行動を参考に自分を高めたい
- 脳科学的に理にかなった行動をして、パフォーマンスを上げたい
著者プロフィール
1975年東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者、東京大学工学部応用科学科卒業。
同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。
脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。
今までの自分
苦手なところは直す。それが当たり前だと思っていました。
でも、頭のいい人は苦手には目をつむり、長所をひたすら磨きあげる。
すべての人にあてはまる方法とは思っていませんが、周りと圧倒的に差をつける人は自分の長所を意識しているらしい。
ただ、苦手なことに目をつむっても、避けて通れないこともあります。
そのためには自分ひとりで抱え込まないこと、苦手なことを人に任せる必要が出てきます。
本を読んで気が付いたこと
人間にはいきたいと思う方向に自然と進んでいく性質があるらしい。就活の時、入りたいと思った会社に就職できたので、あながち間違いではないかもしれません。
ただ、私の場合は入社したことに満足してしまい、その場所でなにをするかまで考えていなかったのです。
「なんとかなるさ」と良くないほうの楽観主義が出てしまいました。書いていて情けなくなりますが。
運や流れに身をまかせた「なんとかなるさ」ではなく努力したうえでの「やればできる」が大事。
場当たり的だったこれまでの人生を意思をもって進んでいこうと思えました。
今後の目標
・進みたい人生の方向、目標を常に意識する
・自分のしてきたことを見返す
・「なんとかなるさ」ではなく「やればできるさ」・・・才能ではなく、自分の努力を信じる
まとめ
人間は思った以上に自分が持つ自己イメージにとらわれている。「自分にはどうかな」とか「キャラじゃないかな」とか思うのはやめようと思います。
頭のいい人がしていることは、シンプルで誰にでもできること。それを継続できるかどうかだけの話です。
当書では、新しい思考法を3週間は続けることをおすすめしています。
3週間ならできそうな気がしませんか?
お金も手間もかかる方法ではありません。試してみましょう。
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