話せるのに書けない時ってないですか?
難しいはずです。「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為だから。
ポイントは、書くことには技術が必要であり、技術を身に着ければ文章は書けるということです。
この本を通じて文章に対する苦手意識が少しでも和らげばいいなと思います。
著者のプロフィール
小さな出版社に就職するも、その翌年にはフリーライターとして独立。
フリーとなり最初に請け負った仕事はチラシに掲載される日帰りバスツアーの案内文だった。
その後、少しづつ仕事が入るようになり、平均して年10冊ほどの書籍づくりにライターとして携わってきた。
インタビュー集である「16歳の教科書」ベストセラーとなる。
今までの自分
文章を書くことに苦手意識があり、社会人になってからも意識的に避けてきた。
友達に年賀状を書くときですらwebで定型文を調べて少し手直しするくらい自分の言葉で書くことに抵抗がありました。
しかし、社会にでると以外と書く機会って多い。
稟議書を書くとき、会報をつくるとき、ある程度は定型文でも問題ないですが、やっぱり自分の言葉で作りたいですよね。
これまで見て見ぬふりをしてきた文章力のなさをどうにかしたいと思いこの本を読むことにした。
本を読んで気づいたこと
「話せるのに書けない人」がどのように頭の中の言葉を文章化するか。
書けなくて迷っている人には切実な悩みです。
自分では考えているつもりだけど、考えが堂々巡りしたり結局は悩んだだけで終わるもたいなことが
書く技術を身につければものの見方が変わる。物事の考え方が変わる。
そして、世界を見る目も変えてくれる。
何を書くかではなく何を書かないかの不要なものを削いでいくことが大切。
書くことを新たに探すのではなく、もう自分の中にあるものを見つけていくこと。
いつでも自分を疑うことで、ようやく書くべきものが見えてくる
文才がないと言い訳するのは書かない理由を探しているのと同じ。
文章を書くことに才能は必要ない。
一文でもいいから書きはじめよう。
素直にそう思える本でした。
ちなみにこの本を読んでからブログを始めることにしました。
一文でもいいから書き始めることにしました
Twitterもはじめてみました。
ゆるゆる続けていきたいと思います。
今後の目標
- 日記の継続
- ブログの継続
- 悩んだ時にはとにかく書き出して手を動かす
まとめ
文章を作成する技術について作者の長いライター経験が散りばめられている本。
テーマ選定から推敲まで文章に関わる技術が具体的に示されています。
この本を読むまでの僕は、「文章がうまくなるためにはとにかく書くしかない。とにかく書きつづければ上達する」
ただ、これは半分正解で半分間違いだと気づく。
文章というのは技術だ。感性ではない。論理的に説明できる。
文章の作り方があるのであれば、論理を学び、実践するほうが闇雲に文を書くより
はるかに上達するように思う。
うまい文章というのは才能だから自分が上手になるのは無理だと半ばあきらめているところがあったが、それは言い訳であるとこの本に諭された。
なにから始めていいかわからなかった私が行動に移すことができたのだから、この本には人を動かす力があると思う
少なくとも私は紛れもなくこの本によって行動できた。
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